心の悲鳴を無視しない|うつ病かなと思ったら専門医を受診!【再発する可能性が高い精神病】

心の悲鳴を無視しない

女医

2種類のうつ

うつ病は大きく分けて2つの種類があります。ひとつは「抑うつ」と言われるもので、気分が落ち込み、物事に対する興味や意欲が削がれる症状があらわれます。一般的に知られているうつ病の症状はこの抑うつにあたるでしょう。精神面だけでなく不眠や胃腸障害など身体的な症状が先に現れる人もいます。本人にとっては単にやる気が出ないとか、甘えていると感じて病気を自覚するのが難しいため、放っておくと命に関わります。もうひとつは「双極性障害」と呼ばれるもので、過去には躁うつ病などと呼ばれていました。先に述べた「抑うつ」に加え「躁状態」という症状も現れます。躁状態は抑うつと真逆で、気分が高ぶり疲れを感じないなど、はたから見るとテンションの高い状態です。抑うつ状態と躁状態を繰り返す症状があれば双極性障害ということになります。一時的に落ち込み、一時的に元気なため、一見すると健康体のように見えますが、当人にとっては浮き沈みによる疲労が激しく、精神的な負担が大きくのしかかります。抑うつも双極性障害も本人が異常に気付くことが難しい病気ですので、周りにいる家族や友人がおかしいと感じたらまず声をかけたり、必要であれば診察を提案したりするのがいいでしょう。うつ病=甘えという考えを持っている人が日本には少なからずいるため、つらいと感じていても病院へ行くのをためらってしまうことも多いでしょう。しかし現代はストレス社会とも言われるくらい精神的に刺激の多い時代ですので、うつ病に絶対にならない人など一人もいないのです。まずはネットなどでカウンセリングを行っているような病院を調べてみて、話だけでも聞いてもらいましょう。人に聞いてもらうだけで症状が軽くなる人もいます。その際はいきなり大きな病院で診察を受けると料金が割高になる可能性があるので、初めは地域密着型の小さなクリニックなどが良いでしょう。症状によっては大きな病院へ紹介されますが、紹介状を書いてもらうことで比較的に料金はおさえることができます。一人で行くのが不安な方は、家族や友人に付き添ってもらっても良いでしょう。また、どうしても病院へ行くのがためらわれる場合は、電話で無料で悩みを聞いてくれるホットラインなどがあります。中にはネットでチャットやメールで悩み相談をしてくれる病院や団体もあります。とにかく、心の悲鳴を誰かに受け止めてもらうことが大切です。うつ病は長期的な治療が必要になるものですので、重度になる前に、できればうつ病になる前にケアを行うことです。

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